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Frictificer JapanBrake

日本ブレーキ株式会社

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意外に身近な摩擦とブレーキの話

“21世紀のブレーキづくりのマイスター”を目指す
“Frictificer”の日本ブレーキです

私たち日本ブレーキは、摩擦の制御を「摩擦制動理論」として科学的に研究していますが、研究を重ねてきてわかってきたことは、職人的な「匠の技」の必要性でした。それは、ブレーキパッドとディスクが擦れ合う摩擦の瞬間は、目で捉えたり、全てをデータとして計測する事が極めて難しいからです。ブレーキパッドは、非常に数多くの素材を配合してつくりますが、それらの組み合わせと相互作用は極めて複雑で、理論通りにはいかないことも少なくありません。それを補うためには、技術者の豊富な経験と判断が求められるのです。こうした「理論と匠の融合」は、私たち日本ブレーキのアイデンティティともいえます。

そんな私たちの思いを言葉にしたのが、このページの左上にある「Frictificer(フリクティファイサー)」です。これは、「摩擦制動理論」を表す英語の「Frictology(フリクトロジー)」と、「匠の技」を意味する「Artifice(アーティファイス)」を融合させた造語「Frictifice(フリクティファイス)」の人称名詞です。「摩擦制動の匠の技術家」という意味です。匠の技は、人によって産み出され、人へと受け継がれます。私たち日本ブレーキが目指すのは、最新の解析テクノロジーを使いこなすと同時に、豊富な経験と斬新な発想のできる“21世紀のブレーキづくりのマイスター(名人)”です。日本ブレーキでは、「Frictificer」の言葉のもと、全社一丸となって、摩擦材料の開発からブレーキパーツやシステムの開発までを含めた、摩擦制動ソリューション事業に取り組んでいます。

ところで、「走る」「曲がる」「止まる」という車の三要素のうち、ブレーキは「止まる」を担う大切な部品ですが、次世代の車づくりにおいては、「止まる」の領域だけにとどまりません。ブレーキとセンサーとコンピューターなどを組み合せた自動姿勢制御システムの登場で、「曲がる」領域もブレーキの守備範囲に入ってきました。ハイブリッドカーや電気自動車など、新しい自動車にふさわしいブレーキも求められています。私たち日本ブレーキは、摩擦制動理論と匠の技をもとに、ブレーキの新たな未来を切り開いてゆきます。

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