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Frictificer JapanBrake

日本ブレーキ株式会社

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意外に身近な摩擦とブレーキの話

安全性と環境への優しさと乗る人の快適性の実現が
私たち日本ブレーキのモノづくりのポリシーです

私たち日本ブレーキの主力商品のひとつが、自動車とオートバイのブレーキパッドです。摩擦材が金属プレートに接着されたブレーキパッドは、車輪の回転軸とともに回転するディスクブレーキのディスクを、両側から挟んで止める部品です。

ここで私たちが何よりもこだわっているのが「安全」です。ブレーキパッドは、氷点下の雪道での使用から、連続使用で数百度にまで達することもある峠道での使用など、急激で幅広い温度変化に対応しなければなりません。ブレーキパッドは、人の命をあずかる部品として、過酷な環境に対応できる耐久性と信頼性が、基本になります。スピードや温度などに左右されず、常に摩擦係数が安定していて、いつも同じ効き具合でブレーキを踏めることが、安全につながります。こうした性能を確保するためには、耐候性が高く、特性変化の少ない摩擦素材の開発が求められます。

環境保護も重要です。「ブレーキと環境」というと、意外なイメージがあるかもしれませんが、日本ブレーキは1981年、業界内でいち早く、アスベストに代わるスチールファイバー材によるブレーキパッドを開発しました。現在では、より高性能で環境に優しい素材のブレーキパッドを開発し、国内・海外の自動車・二輪車メーカーに広く採用され、高い顧客満足度評価を受けています。日本ブレーキでは、環境負荷物質のいっそうの低減を図るとともに、さらなる高性能なブレーキを実現するための研究開発を続けています(こうした環境と性能を両立させるノウハウで、他社をリードしていると自負しています)。

安全性に加えて、快適性も重視しています。音や振動などのノイズを、極力出さないブレーキパッドの開発に取り組んでいます。人の感覚の領域にまで踏み込んだ摩擦のコントロールが、私たち日本ブレーキのモノづくりのポリシーです。

写真:自動車のブレーキパッド自動車のブレーキパッド

写真:オートバイのブレーキパッドオートバイのブレーキパッド

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